グアテマラでの滞在が終わり、いざお隣の国エルサルバドルへ!今回はグアテマラのアンティグアからエルサルバドルのサンタアナまでローカルバスにて移動します。
エルサルバドルは治安が悪いイメージがありましたが、新しい大統領が就任してからはかなり治安が改善したようです。
アンティグア → エクスイントラ
20ケツァル(約400円)所要時間:1時間半
アンティグアからサンタアナへ向かう際は、まずエクスイントラバスターミナルまでの移動から始まります。
まずはアンティグアのメルカド裏からチキンバスに乗り、エクスイントラターミナルまで約1時間半の道のりです。朝5時ごろに宿を出発し、バスターミナルにてフロンテーラ(国境)行きのバスを探していると伝えました。すると、エクスイントラ行きのバスを案内してくれます。
道のりは一時間半ほど。集金係に「国境へ行きたい」ということをしっかりアピールしておきましょう。降りるポイントに着いたらお知らせしてくれます。(現地人の助けがなかったらきっとどこで降りたらいいかわからず途方に暮れてました)
途中で車内は満員となり、ちゃんと目的地で降りられるのか不安になりましたが集金係と現地人が「ここで降りるんだよ」と合図をしてくれ、無事にエクスイントラに到着。
エクスイントラ → フロンテーラ(国境)
国境まで80ケツァル(約1600円) 所要時間約3時間
エクスイントラからは、グアテマラとエルサルバドルの国境まで行きます。
ターミナルで降りると思っていたのですが、普通の道で降車することになり途方に暮れていたところ、エンパナーダ屋さんの店主が「どこへ行くの?」と声をかけてくれました。
国境に行きたいと伝えたら、「ここで待っていればいいよ。バスが来たら教えてあげる。」とのこと。
本当に今回の旅はずっと優しいグアテマラの方々に助けられてます。
しばらくすると、国境行きのバスがやってきました。早起きをして疲れていたこともあり、ウトウトしていると1時間後ほどに村のようなところに到着。
なぜか乗客がみんな降りていき、何が起こっているかわかりませんでしたが、運転手に聞いてみるとここからはマイクロバスに乗って国境まで行くとのことでした。
他の方のブログを見ていると国境まで直通だったので、不安になりましたが「まあなんとかなるやろ。」と思い、バスを待ちました。
ここでオーストラリア人カップルと仲良くなりました。他に外国人が全くいなかったのでお互い目が合った瞬間会話を始め、盛り上がりました。
メキシコから南下していく旅をしているようで、エルサルバドルではサーフィンをすると言っていました。
しばらく待つと、マイクロバスがやってきて国境に向けて走り出しました。ところがどっこい、途中で運転手は謎の休憩を何回も挟む上に、お金を稼ぐために他のバスから降り国境へ向かう乗客を勧誘し、最終的に10人乗りほどのバスに18人くらい乗っていました。
それも旅の醍醐味だと思い、気にしないようにしていましたがバスがとある橋の前で停車。
なんと、橋が工事中とのことで、「もう少ししたら終わる!」と告げられました。修理にどれくらい時間がかかるかも不明だそうです。。。
炎天下のグアテマラでエアコンもない車内に18人も缶詰にされているのはさすがに耐えられなくなり、みんな降車して散歩したり、扉を開けて待つことにしました。
みんなでお喋りしたり音楽を聴いたりして待つこと約二時間。ついに橋の修理工事が終わったとの連絡がありました。
マイクロバスはスムーズに走行を再開し、国境まであっという間に到着。
グアテマラ → エルサルバドル(徒歩で国境越え)
グアテマラとエルサルバドルの国境に到着!
グアテマラ側で出国手続き、エルサルバドル側で入国手続きを行います。国境にいたもは、マイクロバスで一緒だったオーストラリア人カップルとその他マイクロバスの乗客のみだったので人も少なく、スムーズにグアテマラを出国することが出来ました。
グアテマラを出国するとスタンプと紙をもらいそのままエルサルバドルの入国審査へ向かいます。出国スタンプを押してもらったすぐとなりに両替のおばちゃんがいたので、残っていたグアテマラのケツァルを米ドルに換えてもらいました。
しっかりと見てはないですが、見渡す限りATMなどはなかったように思います。
その後、エルサルバドルへのイミグレに向かって10分ほど歩きました。荷物を背負っていた上に、橋の修理での遅延、炎天下ということもありヘトヘトになりながら歩きました。イミグレまで運んでくれる人力車のようなものもたくさん走っていたので、利用してもよかったかもしれません。
エルサルバドル側のイミグレでは滞在日数や滞在予定の宿など基本的な質問をされた後、入国スタンプをもらい無事入国。
入国後はバスターミナルに向かい、ソンソナンテ行きのバスを探します。
エルサルバドル国境 → ソンソナテ(エルサルバドル)
国境からソンソナテ0.9ドル 所要時間約1時間半
ソンソナンテ行きのバスはイミグレを通過してから少し歩いたところにありました。
ここからバスが出発するまで少し待ちました。周りにはSIMを売っているお店やATMは見かけなかったと思います。暑かった上に、疲れていたのでよく覚えていません。
小さな売店やアイスクリーム屋さんはあったのでお水とスムージーを買いに行きました。
ソンソナテ → サンタアナ
サンソナテからサンタアナ0.7ドル 約1時間半
ソンソナンテのバスターミナルではサンタアナ行きのバスを見つけやすいです。15分後ほどに出発するとのことだったのでトイレ休憩をし、乗車。
バスに揺られること約一時間すると運転手が「ここだよ。」と降りる場所を教えてくれました。
オーストラリア人と共にバスを降り、maps.meのオフライン地図を頼りに宿まで向かいました。外国人が3人大きなバックパックを抱えながら歩き回っているうえに、さらにオーストラリア人カップルはサーフボードを抱えていたため、地元の人の注目の的となりました。
途中で少し迷ったこともあり、20分ほどで彼らの宿に着きました。私はそこの宿のwifiをかりてUberを呼び、自分が予約していた宿まで行きました。
朝5時台に出発し、サンタアナの宿に着いたのは夕方3時~4時ごろだったと思います。途中での橋の修理トラブルやマイクロバスへの乗り換え、運転手の休憩等々予期せぬことがたくさん起こったため、予定していたよりも時間がかかりました。
サンタアナで泊まった宿
サンタアナではcasa viejaという宿に泊まりました!
厳重な入口。自分で開けることはできないので、インターホンを鳴らしてオーナーのルイスさんを呼びました。
するとルイスさんと娘さんのイザベルちゃんが出迎えてくれました。家族で経営している宿で、空いた部屋をドミトリーや個室として貸し出しています。
宿に着いてからはチェックイン手続きをし、周辺のおすすめのレストランやサンタアナの観光情報を教えてくれました。その後は早速近所のpupusa(ププーサ)屋に行ってみました。少し遅めの時間だったので持ち帰りにし、宿で食べることにしました。
晩ご飯を食べながらオーナーの娘さんのイザベルちゃんとずっと遊び、気が付いたら夜になっていました。
とりあえずエルサルバドルに無事に着けた安心感から疲れがどっとやってきて熟睡できました。
ちなみにドミトリー部屋はこんな感じ。↓
4人1部屋で、ロッカーもあり扇風機もあるので快適です。最初の2日間は一人だけだったので個室状態でした。
シャワーも温水が出る上に、水圧もよかったので毎日気持ちよく過ごせました。
グアテマラのアンティグアからエルサルバドルのサンタアナまで片道約2500円で行くことができました。中南米は意外と飛行機代が高いので、陸路で安く移動できるのはありがたいですね。
グアテマラ国内の移動についての記事はこちらから↓
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