グアテマラシティからアンティグアへの行き方
日本からグアテマラのアンティグアへ行くにはグアテマラの首都、グアテマラシティを経由する必要があります。
グアテマラシティからアンティグアへの移動方法には、いくつかの選択肢があります。
今回はその中でも3つに絞って紹介していきます!
シャトルバス、チキンバス、Uberの3種類ですが、それぞれにメリットやデメリットがあるので、自分に合った方法を選ぶとよいでしょう。
今回の記事では、それぞれの移動手段の特徴、所要時間、料金について詳しくまとめました。
1. シャトルバス
メリット
シャトルバスは、観光客にとって最も便利で安全な移動手段です。ホテルやホステルまでピックアップしてくれることが多いので、移動がスムーズです。
また、他の旅行者と一緒に移動できるので、現地情報を共有したり、仲間を作りやすいのも魅力です。オンライン上で予約することや、空港の到着ロビーにて予約することが可能です。
上の写真は私が実際にグアテマラシティからアンティグアへ行く際に乗ったシャトルバスではないですが、見た目は似ていました。シャトルバスといっても、写真のようなバスもあれば観光バスのようなきれいで大きなバスもあるようです。
ご自身の好みや予算に合わせて旅行会社に聞いてみましょう。
デメリット
チキンバスに比べて料金は高めです。また、決まったスケジュールで運行しているため、柔軟性に欠ける場合もあります。
予約が必要なことが多いので、当日に急いで利用するのは少し難しいかもしれません。
料金と所要時間
料金は1人あたり約10〜15ドル(約80〜150ケツァル、約1,500円~3,000円)で、グアテマラシティからアンティグアまでの所要時間は約1.5時間です。
交通状況によっては、もう少し時間がかかることもありますが、快適に移動できます。
2. チキンバス
チキンバスとは?
グアテマラの「チキンバス」は、地元の人々が日常的に利用するバスです。色鮮やかなアメリカの中古のスクールバスを改造した公共交通手段です。
この名前の由来は、バスが満員になることが多く、時には人や動物(時にニワトリも!)が一緒に乗っているため、「チキンバス」と呼ばれるようになったらしいです。
アメリカで使われていたスクールバスが派手なペイントで装飾され、各バスごとに独自のペインティングが施されています。(ギャル並みの派手さ)
バスでは爆音でレゲトン、サルサ、バチャータ、クンビアなどのラテン音楽が流れています。お菓子屋飲み物を売る人がバスに乗り込んで車内販売することもよくあります。これが個人的にはちょっと小腹が空いたときに助かってます。(笑)ほかにも聖書を読み上げる人やラップパフォーマンス、楽器を演奏する人、強盗など色んな人が乗り込んできます。ラップパフォーマンスは乗客をネタにしたラップを披露してくれるのでスペイン語がわかると面白いです!
メリット
地元の人々に愛されるカラフルなチキンバスは、もっともローカル感がある移動手段。料金は格安で、約10〜15ケツァル(約1.5〜2ドル)程度。経済的に移動したい人にはぴったりです。また、地元の文化をより深く体験できるという面白さもあります。
デメリット
チキンバスは混雑していることが多く、荷物を安全に確保するのが難しい場合もあります。さらに、バスが頻繁に止まるため、所要時間が長くなることがあります。快適さや安全性が低いため、観光客には少しハードな体験になることも。また、強盗やスリが頻発したり、マフィアが牛耳るバスがあるらしいのでできる限りグアテマラシティでチキンバスに乗るのは避けましょう。
料金と所要時間
料金は非常に安く、1.5〜2ドル程度です。ただし、バスのルートによって異なりますが、所要時間は約2〜3時間ほどかかります。
価格が非常に安いため、バックパッカーにとっては魅力的に見えるかもしれませんが、危険が伴うのでグアテマラシティでチキンバスに乗るのは絶対に避けましょう。
中南米を旅行する際はお金で安全を買う!という気持ちを忘れないようにしてください。(アンティグアやケツァルテナンゴなど他の都市では比較的安全なので、気を付けながら乗ってみるのも楽しいです)
グアテマラシティの治安や観光情報についてはこちらから↓
3. Uber
メリット
Uberは、グアテマラシティからアンティグアまでの移動を柔軟に行いたい方に最適な選択肢です。予約不要で、アプリからすぐに車を呼べます。特に大きな荷物がある場合や、快適さを重視したい場合に便利です。
英語対応のドライバーもいるので、言語の心配も軽減されます。
デメリット
シャトルバスやチキンバスに比べると、料金が高めです。
料金と所要時間
Uberの料金は約30〜50ドル(約230〜380ケツァル)で、所要時間は1.5〜2時間程度です。快適に移動したい方には最適ですが、少し費用がかかります。
今回利用したバス会社「GuateGo」
料金
GuateGOで予約し、グアテマラシティで泊まってる宿からアンティグアに予約した宿までドアトゥードアで送ってくれます。値段は19ドル(約2,700円)。
時刻表
時刻表については日によって便の数が違うようなのでこちらのホームページからぜひ確認してみてください。
当日の流れ
朝9:30にシャトルバスが宿まで来てくれてアンティグアの宿まで連れてってくれる予定。
待ち合わせの時間に外で待ってたら、「ここは強盗に襲われるから危ないよ。向こう側で待った方がいいよ!」と現地の人が教えてくれました。
しかし、予定の時間になってもなかなかバスが来ない。
警察官の隣に立ってバスを少し待ちましたが、全然来る様子がないし、危ないので宿の中に戻って待機しました。
WhatsAppで何回連絡しても連絡がつかないのでグアテマラの友達にも相談することに。
バス会社にもメッセージを送ってもらいましたが、友達にも私にも返事は来ず。
もう約束の時間から約1時間経ちそうな頃にやっとメッセージが返ってきて、「もうすぐ着くから待ってて」とのこと。結局予定時刻から1時間半ほど経ったころにバスが宿に到着しました。
幸い、この後に特に予定は詰めていなかったので、気長に待ちました。
マイクロバスの上に荷物を置き、アンティグアに向かいます。
他の観光客たちが空港から来ていたため遅れたようです。バスの中の人と話してみると、イギリス人やポーランド人、アメリカ人、オーストラリア人などがいて、大半はグアテマラシティの空港に到着し、そのまま空港からシャトルバスでアンティグアへ行くと言っていました。
かかった時間
アンティグアまでは1時間ほどで着きますが、ローカルバスで行くのはすごく危険なのでシャトルバスでドアtoドアで行くことにしました。バスの中は満席で、みんないろんな国から来た観光客でした。居眠りしてるうちにすぐにアンティグアに到着しました。宿に着いたのは12時半ごろ。
結局かかった時間は1時間半くらいでした。バスはマイクロバスでしたが、快適でトラブルもなく無事アンティグアに到着しました!
アンティグアで泊まった宿
アンティグアはケツァルテナンゴへの経由地として2泊3日滞在しました。
泊まったホステルは「posada maya」という場所です。
一人部屋でシャワートイレは共有です。シャワートイレルームは一階には2つありました。
セキュリティもしっかりしていて、水圧ばっちり、熱々のシャワーが出るのでお勧めです。
2泊一人部屋に泊まった合計は160ケツァル(約3,200円)でした。
ここでグアテマラで働く台湾人、中南米を旅行中の台湾人と出会い、情報交換をしました。
中南米での旅を始めてから、しばらく中国語も日本語も聞いていなかったので久しぶりに中国語で話せる相手がいて落ち着きました。
まとめ
グアテマラシティからアンティグアまでの移動方法は、「シャトルバス・チキンバス・uber」の3種類があります。
それぞれのメリット、デメリットを考えてご自身に合った方法で移動してください。
ただ、何度も繰り返しますが、グアテマラシティ⇔アンティグア間をチキンバスで移動するのは絶対に避けてください。
お金が節約できたとしても命が無くなれば元も子もないです。バックパッカーの方々も安全をお金で買ってシャトルバスで行くことをおすすめします。
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