エジプトには砂漠のオアシスと呼ばれる都市があるのをご存知ですか?エジプトの北西部、リビア国境からわずか50kmほどの所にシワという町があります。
シワは水や自然資源が豊富で、塩やデーツで有名です。
町には土や泥に塩を混ぜて作られた建物がいっぱいあり、住民の大半は『ベルベル人』と呼ばれる先住民で、独自の文化を守り続けています。
今回はそんな”砂漠のオアシス”、シワへのアクセス方法を紹介していきます。
アレキサンドリア→シワのアクセス方法
シワへのアクセス方法は
①カイロからシワ(バス)
②カイロからマルサマトルーフ(バスまたは飛行機)、マルサマトルーフからシワ(バス)
③カイロからアレキサンドリア(バス、電車または飛行機)、アレキサンドリアからシワ(バス)
があります、私はアレキサンドリアへ寄りたかったので③の方法で行きました。
アレキサンドリアのバス停まではUberで行きました。情報があまりなかったためダメ元でシワ行のチケットがあるか尋ねようと思いやってきました。
https://goo.gl/maps/TmvWHTmV985aKbdE7
いきなりのアラビア語の暴力。シワ行のチケットがどこで買えるかカウンタ1つ1つ尋ねました。
一番左端の窓口で買えました。
アレキサンドリアからはWEST&MIDDLE DELTAのバス毎日8時半、11時、22時にシワ行(マルサマトルーフ経由)が出ているそうです。(2020年2月時点)
無事チケットを購入できました。
155ポンド(約1,000円)です。出発まで少し時間があったので、駅の中を散策してみました。
駅構内には売店やレストラン・カフェなどがあります。バスが来るまで暇つぶしはできると思います。
今思えば22時発のバスに乗ればよかったのになぜか11時発のチケットを買い、夜中にシワへ着くハメになりました。
バスがやってきました。シワ行かどうか何度も確認し、シワへ行くエジプト人をマークしておきました。
バスの中は比較的清潔で人も少なく快適でした。定刻通り発車し、一眠り。サービスエリアに着きました。
昼食を平らげ、またバスで一眠り。しばらくすると叩き起こされ、アラビア語の暴力再び。何を言っているのか全くわからず、とりあえずバスを降りるとバスは私の荷物を載せたままどこかへ消え去りました。
唯一の観光客仲間のドイツ人のおじさんと事態についていけず二人で大笑い。とりあえず荷物が帰ってくることを願いつつお茶を飲んで一服。
ベンチで休憩しているとたまたま近くでシーシャをキメてた英語が話せるレバノン人が何事か説明してくれました。
我々はマルサマトルーフに着いたみたいです。マルサマトルーフが目的地の人は降りていき、マルサマトルーフからシワへ行く人を一時間後に乗せるから待ってろとのことでした。
椅子に座り休憩しているとお茶かコーヒーいる?と聞かれたので「なんて親切なんや」と感動していましたが、
最後にちゃっかり20ポンドほど取られました。
約一時間後、バスが無事に帰ってきました。また一走りします。
どんどん田舎へと進んでいきます。窓の外には野生動物がたくさんいました。
2つ目のサービスエリア到着。
どこのサービスエリアも看板に人の写真があるけどここのボスかな?
サービスエリアのトイレは汚いくせに毎回1~5ポンドほどチップを要求されます。細かいお金を用意しておきましょう。
アレキサンドリアからシワまで面倒見てくれたおじさん。ちなみに、シワでお別れした後たまたま町で再会しました。
サービスエリアを去る頃には真っ暗になり、また一眠りしました。20時頃、シワ到着。
サービスエリアに立ち寄ったり、マルサマトルーフでの休憩時間があったため結局9時間程かかりました。
辺りは真っ暗でネットも安定していないため朝に着く便で行くことをオススメします。
シワのバスステーションにはトゥクトゥクのような乗り物に乗った客引きがチラホラいるので交通手段はなんとかなります。シワではもちろんUberは利用できません。
ロバ車かトゥクトゥクか徒歩、レンタサイクル、車が主な交通手段になります。
以上、アレキサンドリアからシワへのアクセス方法でした。
シワには美しい景色と昔懐かしい雰囲気、豊かな自然があり、都会とは全く違う魅力があります。長距離バスは慣れていないとしんどく感じるかもしれないですが、シワにはそれだけの価値があります!
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