本記事では、私が語学学校を選んだ際の判断基準を紹介します。語学学校選びに慎重になって納得の行く留学にしましょう。
語学留学の場合は渡航前に語学学校を決定しなければいけません。
ワーホリの場合、語学留学に通うかどうかは自由です。渡航前に決めることもできますし、渡航後に体験授業を受けた後に決めることもできます。
目標を決める
漠然と語学学校へ通えば英語力が伸びるだろうと考えていると全く伸びません。自分の目標を定めてから語学学校選びに移りましょう。
例えば、
- 「文法の基礎を固めたい」→一般コース
- 「スピーキングを伸ばしたい」→スピーキング特化クラス
- 「大学に入りたい」→大学進学準備コース
- 「IELTSのスコアを伸ばしたい」→IELTS対策コース
- 「全技能をバランス良く伸ばしたい」→ケンブリッジ検定対策コース
といった風に目標に合わせてコースを選ぶことで効率よく英語力を伸ばすことができます。
私は英語で会話することに慣れるためにはじめは1ヶ月のスピーキング特化コースを受けました。
次に英語力を底上げするためにケンブリッジ検定対策コースを受けました。
通いたいコースがある学校を探す
どこの語学学校へ通っても英語力を伸ばすことはできます。しかし、学校によって設けられているコースは様々です。
例えば、オーストラリアでスピーキングに特化したコースのある語学学校を探している場合
”オーストラリア 語学学校 スピーキング”
等と入れて検索してみましょう。
自分の目標に合ったコースがある学校を探しましょう。私は、スピーキングに特化したコースとケンブリッジ検定対策コースの両方がある学校を見つけました。
その後学校の資料や動画、口コミ、エージェントの口コミを参考にし、決定しました。
学校の規模
語学学校選びの際には学校の規模も視野に入れましょう。
規模が大きい場合
- 施設が充実している
- レベル分けが細かい
- クラス分けが細かい
- アクティビティーが充実
- コースが多い
- 生徒数が多い
- スタッフが多い
規模が小さい場合
- 生徒数が少ない
- アットホーム
- 生徒間の距離が近い
- 先生との距離が近い
といったメリットが挙げられます。自分にあった雰囲気の学校を探すことをおすすめします。
クラス規模
コースによってクラス規模は変わってきます。
日本人は授業中に積極的に発言することに慣れていません。
せっかく語学学校に通っているのに英語を一言も発さず1日を終えてしまうのはもったいないです。
クラスの人数上限を事前に調べておきましょう。
私が通っていた語学学校でのクラス規模は以下のとおりです。
- 一般英語コース
10~20人 レベルによって1クラスの人数制限も変わっていました。
1週間ごとにレベルを変える事ができるため、毎週知らない人が入ってきます。人の入れ替わりが多いコースです。
- スピーキング特化コース
~10人 1クラスの上限は10人でした。
このクラスは1ヶ月間のコースなので、クラスメンバーはその間変わることはありません。
私が通っていた際はコロナの影響で生徒数が減り、1クラス5人だけでした。オンラインになったのは残念ですが、発言機会が増えてラッキーでした。
- ケンブリッジ検定対策コース
~18人 これは3ヶ月間のコースなので、年に数回しか入るチャンスがありません。3ヶ月間同じメンバーと授業を受けるので絆が深まります。
私が通っていた際は、1クラス10人ほどでした。シドニー校とメルボルン校で合同で授業を行っていました。
途中でシドニー校は対面授業に戻ったため、1クラス6人になりました。
国籍のバランス
せっかく英語を勉強をしにきているのだから日本人ばっかりとつるんでいるのはもったいないですよね。
規模が大き過ぎる語学学校に行くとクラスの半分以上が日本人ということがあり得ます。
日本人と全く関わらないようにする必要はありません。しかし毎日日本人といると日本語しか喋りません。
海外生活に疲れたとき、辛いとき、トラブルに遭ったときに頼りになるのはやはり母語が通じる日本人です。
クラスに1人も日本人がいないというのも辛いです。
そうならないために、下調べの段階で語学学校の学生の国籍バランスを見てみましょう。
日本以外では中国、韓国等のアジアの学生、ブラジルやコロンビア等の南米出身の学生が多いです。
立地・アクセス
語学学校を選ぶ際は立地やアクセスの良さも判断基準に入れましょう。
例えば、メルボルンのシティー内、フリートラムゾーンにある語学学校を選ぶと交通費を抑えることができます。
また、1つの国の中でも都市によって街の雰囲気が全く違うことがあります。国内で物価が変わることもあります。
自分の好みに合った都市にある、アクセスの良い語学学校を探しましょう。
アクティビティーの充実度
語学学校では午後、週末、祝日等にアクティビティーが用意されています。
アクティビティーに参加することで違うレベルにいる生徒と友達になることができます。スポーツでリフレッシュすることもできます。
イベントやスポーツだけでなく、もっと勉強したい人のための放課後クラス(無料)が行われている学校もあります。
語学学校によって用意されているアクティビティーは異なります。下調べの際にホームページで確認しましょう。
体験授業
学生ビザで留学する場合は、ビザ申請時に語学学校を決めておかなければいけません。
ワーホリの場合、語学学校に通うかどうかは自由なので、渡航後に決めることができます。日本でいくつか語学学校に目星をつけておき、現地で体験授業を受けてみましょう。
実際に授業を受けてみると学校の雰囲気、クラスの雰囲気、授業の雰囲気、レベル、国籍バランス等を自分の目で確かめることができます。
また自分で足を運ぶことでアクセスの良し悪しを知ることもできます。
無料エージェントを利用する
留学・ワーホリエージェントと聞くと怪しく聞こえますよね。
実際エージェントにビザ申請や語学学校手配を依頼しただけで数10万円請求されたという話も聞きます。
どうしても自分で語学学校を選ぶ自信がない、ビザ申請等の手続きがわからないという方は無料エージェントを利用しましょう。
無料エージェントは、エージェントと提携している語学学校へ私達が通うことで語学学校から紹介料をもらっています。
つまり、無料エージェントは私達が語学学校へ通うことでお金を儲けています。そのため、私達がエージェントからお金を請求されることはありません。
エージェントにまずは自分の目標、予算や希望を伝え無料相談に乗ってもらいましょう。
エージェントは語学学校に詳しいので、自分にあった語学学校やコースを勧めてくれます。また、ビザ申請サポートも無料でやってくれます。その上、渡航後も現地オフィスのスタッフがサポートしてくれます。
これだけのサポートが全て無料なので語学学校へ通う予定の方は無料エージェントを使わないともったいないですね。
まとめ
いかがでしたか?今回は語学学校を選ぶ際の判断基準を紹介しました。
語学学校はたくさんあります。どこが一番いいというのはありません。人によってベストな語学学校は異なります。
自分の目標や予算・好みを明確にし、自分にピッタリな語学学校を見つけましょう。
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