ロサンゼルスに行くことになった経緯
今回中南米を旅するにあたり、どこを経由して入るのが一番安いのか探していたところ、ZIPAIRがセールをやっており、成田→ロサンゼルスが4万2千円だったので即決しました。
【Trip.com】で予約今回はskyscannerで検索し、一番安かったtrip.comから予約。カスタマーサポートが充実していて、予約後の確認メールが届くのも早く、アプリで旅程の管理、変更等もしやすいので旅行時によく使っています。
今回の便はロサンゼルスに朝8時ごろに到着します。
次の便は夜中の11時にエルサルバドルを経由しグアテマラに行く、aviancaの便です。
ロサンゼルスでの滞在時間がほぼ1日となり、せっかくなので外を見てみようと思いました!
突然の海外出張や家族旅行で、ロサンゼルスを経由することになった場合、限られた時間を有効に活用するために「トランジット観光」を計画するのも一つの楽しみ方です。
エチオピアでのトランジット旅の記事はこちらから▼
今回は、ZIPAIRを利用してロサンゼルス国際空港(LAX)からサンタモニカへの1日トランジット旅行について詳しく紹介します。
LCCで旅行する際の注意点
ZIPAIRは低コストで高品質なサービスを提供する航空会社ですが、利用する際にはいくつかの注意点があります。
手荷物制限
ZIPAIRの手荷物規定では、機内持ち込みと預け荷物を合わせて7キロまでとされています。
今回の荷物はリュック2つですが11キロほどあり、オーバーしてしまいました。
この制限を超えると追加料金が発生するため、必要最低限の荷物で旅行することが求められます。公式ネットからはチケット購入後に、機内持ち込みの重量を追加することもできます。(出発24時間前まで)。
預け荷物は、事前の追加、当日カウンターまたはオンラインで追加が可能です。
機内食の準備
ZIPAIRでは機内食の提供がありません。有料のスナックやラーメン飲み物等はあります。
そのため、出発前にコンビニなどでおにぎりやパン、お菓子などを購入しておくと安心です。
私は実際におにぎり2個、カロリーメイト2箱、ソイジョイ2本、パン一個とお菓子を買って持って行きました。特に長時間のフライトでは、軽食があると快適に過ごせます。機内だけでなく空港で次のフライトを待つ時や小腹が空いた時にもすぐに食べることができます。
動画配信サービスへの登録
成田からロサンゼルスへの飛行時間は約9時間です。暇つぶしや、なかなか寝付けないという時に役立つのが、動画配信サービスです。
飛行機に乗る前にお気に入りの映画やドラマ、テレビ番組をダウンロードしておけばオフラインの機内でも見ることができます。
ZIPAIR機内にはWi-Fiがあるのですが、私の場合はそれほど繋がらなかったので、ダウンロードしておいてすごく助かりました!
AmazonKindle
旅中にたくさんの本を持ち歩くのは重たいし、結局読まず終いになることもありますよね。
そんな時にはKindleを活用しましょう!スマホにアプリをダウンロードしておけば読めますし、Kindleの端末は薄く、嵩張らないので長時間のフライト時、寝る前の読書タイムに大活躍します。
日本を離れる前にするとよいこと
必要書類の確認と準備
アメリカ入国にはESTAの申請が必要です。事前にオンラインで申請を行い、承認を受けておきましょう。
また、パスポートの有効期限も確認しておくことが重要です。
ESTAの申請料は21ドル(2024年5月時点)です。1万円などを請求してくるものはすべて詐欺サイトです。
詐欺サイトがたくさんあるので、騙されないよう気をつけてください!
公式サイトはこちらから。申請方法のブログやYoutube動画がたくさんありますのでそれらを参考にしながら申請してみましょう!
英語力を高める
海外旅行行く際に英語力が不安。という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
入国審査時や、買い物、レストランなど旅行中は英語を使う場面がたくさんあります。
あくまで私の経験上の話ですが、今まで旅してきた30か国では入国審査時に特に入国目的とどこから来たか以外質問されるということはあまりありませんでした。
アメリカの入国審査は厳しいとよく聞きますが、実際にやってみて、思ってたほど難しいことを聞かれたり、追求されたりはしませんでした。
入国審査で私が実際に聞かれた質問は以下の通りです。
「英語を話せるか」「カメラを見て」「アメリカに何をしにきたか?」-「トランジット。最終目的地はグアテマラです。」 「グアテマラ行きのチケットを見せろ」 「グアテマラには何をしに行く?」「指紋を取る」 「食べ物は持ってるか?」 「現金○○ドル以上持っているか?」
英語に不安がある方はオンライン英会話や英語音読でスピーキング力を鍛えておくと良いでしょう。
練習を重ねることで、英語を使う際の緊張感や不安が軽減されます。
私が普段から利用しているオンライン英会話の中でも、特にNative campはレッスン受け放題なので旅行前に英会話の練習をしたい方にピッタリです。
7日間無料トライアルはこちらから▼
(無料体験期間が終わると自動で課金されるので、入会したくない場合は7日目に退会しましょう。)
サンタモニカへの行き方
トランジット中にロサンゼルスを観光する場合、人気の観光地であるサンタモニカは絶好の行き先です。
LAX(ロサンゼルス空港)からサンタモニカへは、空港に直接繋がるメトロとバスがないため、無料シャトルとバスを組み合わせて移動する方法が便利です。以下に、LAXからサンタモニカへの行き方を詳しく説明します。
ステップ1:無料シャトルバスMetro Connectorでの移動
LAXからはMetro Connectorへの無料シャトルバスが運行しています。
シャトルバス乗り場は空港内に複数箇所ありますので、案内表示に従って乗車します。ピンク色が目印です!
ステップ2:Aviation/LAX駅でtapカード購入
シャトルバスでAviation/LAX駅に到着したら、tapカードを購入するか(カード発行料自体は2ドル、その後料金をチャージ)、Appleウォレットに追加してMetroやバスを利用します。
ステップ3:Big Blue Bus 3またはRapid 3の利用
Aviation/LAX駅からサンタモニカまでの移動時間は約1時間です。Rapid3 Blue Busに乗り換え、サンタモニカに最も近い駅で下車します。
バスの下車のお知らせ方法は日本とは異なり、ワイヤーを引っ張って知らせます。
地元の人たちが引っ張っている様子を観察しながら私も見よう見まねで引っ張ってみました。日本の停車ボタンと違ってなんだか勇気がいりました。(笑)
4th St. / Santa Monica Blvd.で下車後、徒歩で約10分で目的地に到着します。
サンタモニカ観光
サンタモニカ・ステイトビーチ
大定番の観光スポット「サンタモニカ・ピア」。ハンナモンタナザムービーでマイリーが貸切りにしてリリーの誕生日パーティーを開いていたのがここです!
入場料は無料!サンタモニカ・ピアには、オシャレなショップやレストラン、遊園地が併設していて、お土産を買ったり食事を楽しむことが出来ます。
ダンスや歌、マジックなどのストリートパフォーマンスをしている人もたくさんおり、賑わっていました。
散策だけなら1時間もあれば十分に楽しめる場所です。
ビーチはこんな感じ。フルーツを売ってる人やブランケットを売ってる人がたくさんいました。
マッスルビーチ
筋トレ好きな人たちが集まるビーチ。
ヨガをしてる人や、器具を使って筋トレしてる人たち、体幹を鍛えてる人、ランニング中の人などなど、みんなそれぞれ自分のトレーニングに集中して真剣に鍛えてました。
先ほどのサンタモニカビーチに比べるとなぜか人が少なかったので(筋トレ目当てがほぼやから?)、落ち着けました。静かで人が少なめのビーチに行きたいという方にピッタリかもしれません。
飛行機の着陸を見ながら!IN-N-OUTバーガー
サンタモニカ観光の後は、空港近くに戻って有名なハンバーガーチェーン「In-N-Out」で食事を楽しむのもおすすめです。外のテラス席では、迫力満点の飛行機の着陸シーンを間近で見ることができます。このエリアならではの体験を楽しみながら、ボリューム満点のハンバーガーを味わってみてください。
↑ここの角度からも着陸間近の飛行機を見ることができます。
メニューはこんな感じ。
私は簡単な3番のセットメニューにしました。
ハンバーガー、ポテト、ドリンクのセットで約1450円!
ドリンクは決まったサイズの紙コップが渡され、自分でドリンクバーに向かい好きなものを入れる式。(飲み放題ではないです)
頼んだ3番のメニューはこんな感じ!
ジュースが写真では普通のサイズに見えますが、実際は結構でかいです。笑笑
飲み物だけでお腹がちゃぷちゃぷになるところでしたが、ハンバーガーをしっかり先に味わいました。トマトがすごく新鮮で、肉もジューシーで玉ねぎのシャキシャキ感が合わさり美味し過ぎてすぐに平らげてしまいました。
ポテトは自分で塩を振りかける方式ですが、元からちょっとペッパーがかかっているのかな?普段食べているポテトとはまた違った味付けでカリカリで美味しかったです。
サンタモニカの治安
サンタモニカは観光地として非常に人気がありますが、治安についても注意が必要です。
私は半日ほどしか滞在していないですが、
バスを降りた瞬間にいきなりホームレスにshut the f**k up と叫ばれた。(私は無言で歩いてただけやのに笑)
薬物使用者が薬物を使用しながらフラフラと歩いている。(その道には私とその人しかいなくて反応に困りました)
バスをカバンで叩き、大声で怒鳴る人。(バスで誰かがスーツケースでも落としたのかと思いましたが、クレイジーな人がカバンでバスを叩いて大声でわめいていました)
もちろん日本と比べると治安が悪いですが、観光地や安全なエリアを歩いている限りは「危なすぎて外に出られない!」ということはありません。ですが、常に緊張感を持って、変な路地に入らず、人通りの多い場所を選んで移動するように心掛けましょう。
今回はサンタモニカのみの観光でしたが、車で移動する人が多く、ビーチを離れると歩行者が一気に減ったのでバス停まで歩いて行く間や、目的地を探して歩き回っている時は細心の注意を払いましょう。
【雑談】ロサンゼルストランジット旅にかかった費用
ロサンゼルストランジット旅当日に使った費用を発表します。
朝ごはん→日本から持ってきたもの
(特に朝にこだわりはないので簡単に済ませました。)
ロサンゼルス国際空港からAviation/LAX駅→無料シャトル
tap(交通カード)→発行料2ドル=約310円
Aviation/LAX駅から4th St. / Santa Monica Blvd.(サンタモニカビーチの最寄駅)→1.75ドル=約270円
サンタモニカで食べたチュロス→5ドル=約750円
4th St. / Santa Monica Blvd.駅からWestchester EB & Sepulveda FS駅(飛行機が見えるハンバーガー屋の最寄り駅)→1.75ドル=約270円
ハンバーガー3番セット→8.92ドル=約1400円
Westchester EB & Sepulveda FS駅からLAX New Transit Ctr Bay13駅→1ドル=約156円
LAX New Transit Ctr Bay13駅からロサンゼルス→無料
1日合計→20.42ドル=約3,200円
アメリカの物価はどんどん上がっていると聞くし、トランジットでも全く空港から出ないでおこうかなと考えたりもしました。しかし、腹を括って2個で合計約12キロのバックパックを背負いながら歩き回って観光して本当によかったなと思います。
まとめ
ZIPAIRを利用したロサンゼルス1日トランジット旅行は、限られた時間でも充実した観光を楽しむことができます。サンタモニカへのアクセス方法や注意点を把握して、安全かつ快適な旅行を計画しましょう。観光地ではユニークな体験や美味しい食事が待っています。ぜひ次のトランジットの際に参考にしてみてください!
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