モンゴル大自然ツアーを終え、ウランバートルへ戻ってきました。
モンゴルに来た目的の一つでもあるモンゴルの最大のイベント、ナーダムに参加しました!
”ナーダム”とは?
”ナーダム”とはモンゴル語で”祭”という意味があります。
毎年7月11日から3日間、モンゴルの首都ウランバートルの中央スタジアムにて開催されます。
ちなみに、ナーダムはモンゴル各地で行われます。最も大きいものが中央スタジアムで行われていいるものです。
なんと中国の内モンゴル地方でもナーダムが行われています。
モンゴル人にとっては一大イベントということもあり、モンゴル中から人が首都に集まります。
ナーダムチケットを購入
スタジアムでナーダムを観戦するには、チケットを購入しなくてはなりません。これがまたとても難しいです。
チケット購入方法はいくつかあります。
1:日本の旅行社のツアーに申し込む
少し高くつきますが、これが一番確実な方法です。ナーダムのチケットを確保でき、ウランバートルやゲル宿泊できるプランもあります。
2:ホステルスタッフに依頼する
私も念の為、ホステルのオーナーにチケットの代理購入をお願いしました。モンゴル人にとっても入手困難。コミッションを払うので値段は少し高くなります。
今回は、手に入れることができませんでした。
3:スタジアムに出向き、闇屋から買う
ナーダム当日にスタジアムに行けば、入口付近に闇屋がいます。値段交渉は必須ですが、どうしてもナーダムが見たければこれも一つの手です。
ちなみに、私は中国留学中のモンゴル人クラスメイトの友達が政府で働いているらしく、紹介してもらいました。
チンギス・ハーン広場の近くにある政府の建物に来るよう言われました。モンゴル民族衣装を着たお偉いさんたちが続々と登場する中、友達の友達が登場。
私達は時間の都合上開会式だけ見る予定。そのチケットだけほしかったのですが、他のすべての競技のチケットも揃ったセットを渡されました。
開会式だけほしいと頼むと1枚しかないらしく意気消沈。
そんな私達を見て友達の友達は考え抜いた末、なんと私を政府の建物の中に招き入れてくれました。こっそり開会式チケット2枚を引っ張り出し売ってくれました。
まさか、モンゴルに来て政府の力を利用することになるとは夢にも思いませんでした。
留学中、授業しょっちゅうサボってついていけなかった友達をペアワークや宿題、テスト勉強の時に助けてきた甲斐がありました。
モンゴルの祭典”ナーダム”
ついにナーダム当日がやってきました。朝から街の人影が消え、みんなスタジアムに向かっているようでした。どれほどすごい祭りなのか思い知らされました。
スタジアム到着。
スタジアムの外には売店がたくさんあり縁日みたいになっていました。
なぜかサングラスが大人気です。私はモンゴル国旗のシールを購入。
馬がいた向かいでは、馬乳を売っていました。このバケツに入った馬乳は使い終わったペプシのボトルに入れて売られます。すごいニオイ。
超豪華!ナーダム開会式
ついに始まりました!ナーダム!開会式では音楽に乗せていろんな衣装を着た人たちが、馬に乗って登場したり、ラクダに乗って登場します。
登場人物の衣装はだんだん現代化していきます。戦いを連想させるパフォーマンスがあったりしたので、きっとモンゴルの歴史をたどっているのだといいうのが我々の推測です。
モンゴル最終日はモンゴル料理が恋しいですが、バーガーキングに行きました。みんな頼む量が尋常じゃない。
羊はもう懲り懲りです。
おまけ
サイザン・トルゴイにも行ってきました。
第二次世界大戦の戦勝記念牌で、1971年に建てられました。長い長い階段を登ると首都の町並みを一望することができます。
物売りもちらほらいたりお土産を買うことができます。お金を払えば鷹との記念撮影もできます。
壁にはモンゴル軍・旧ソ連軍がナチスドイツ・旧日本軍と戦ってる様子が描かれています。
近くには快適なショッピングモールがあります。階段に登り疲れた方はぜひショッピングモールへ。
終わりに
今回でモンゴル編終了です。モンゴルに一週間滞在しました。図らずともロンリープラネット大先生に書かれているモンゴルですべきこと全てを達成してしましました。
モンゴル旅、大満足です。
都会の喧騒に疲れた方もそうでない方もぜひ、モンゴルの大自然に癒やされに行ってみてください!
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